新たな御代となりました令和元年10月1日、一般社団法人えひめ療養支援・看護機構を設立することができました。 法人は、「在宅において医療的ケア等を必要とする子どもの健やかな成長と発達、そして家族の健康と穏やかな暮らしに寄り添う」の考えに基づき、 令和2年1月、「子育ち・子育てサロン」を開設。サロンには、熟練した看護師をはじめ、 医療・福祉・保健・教育等のキャリアを持つ専門家の愛と知恵そして科学的根拠に基づくケアで溢れています。 令和2年2月には、子ども訪問看護ステーションパプリカを開業いたします。 もちろん、お子さまだけではなく介護や看取りも懸命に看護をさせていただきます。 また、メッセンジャーナースとしての活動、子育て・介護等の講師派遣や業務受託も実践しております。 新元号「令和」には「明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせる」という願いが込められています。 宿った命、授かった命、取り留めた命・・・懸命に生きた時間・・・たとえ病気や障害があったとしても、その子らしく、その家族らしく、 いきいきと生きてほしい、子どもからお年寄りの一人ひとりが、私が私で居られる場であり自分らしく生き暮らしそれぞれの花を大きく咲かせることができるよう、 法人一同、努力してまいります。 皆様、どうぞご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。
2020年度は新型コロナウイルスの影響で、サロンにお越しいただくことが難しい状況でしたが、週に2件程(月に7件~8件)の相談があり電話等で対応してまいりました。
子どもの成長、発達や育児について、特に母親からの相談が多く、就学や思春期など様々は問題を抱えていらっしゃいました。
また、その他として不妊相談などにも対応させていただきました。
一方、親や親族の病気や障がい、認知症の方への介護に関する相談も多くあり、これら医療・療養・子育て・生活等の様々な相談に対してより良い提案を行い、
地域の施設・サービス機関の紹介や専門職への紹介・連携することで相談者の問題解決に向けて対応させていただきました。